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ロンドンのLGBTとフレディ

プロムス

LGBTについては、また改めて書こうと思うのですが、ロンドンからの情報が入ったので、まずそれを。
ロンドンでは夏に「プロムス」という音楽祭が開かれます。
プロムスとは、プロムナードコンサートの略で、ぶらぶら歩きながら聴けるコンサートという意味です。
会期は2ヶ月に及び、100年以上の歴史を持つ、世界最大の音楽祭です。
私も8月にロイヤルアルバートホールでプロムスを聴いたのですが、この9月14日に最終日を迎えました。
最後のコンサートは Last Night of the Proms という特別なプログラムで、日本でいうと紅白歌合戦のような国民的行事になっています。
そのコンサートの最後には、「ルール・ブリタニア」やエルガーの「威風堂々」が演奏され、客席ではイギリスの国旗を振って応援します。そして「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」の時にはみんな起立します。
ところが今年は初めてギリス国旗ではなく、七色のレインボーフラッグだったそうで、これはLGBTを表しています。
性の違いは2種類ではなく、七色のような違いがあることを認めようという応援だったのです!
これをフレディが知ったら、嬉しかったのではないでしょうか?!
そもそも、フレディたちがLGBTを隠さなくなったことで、一般の人にも理解が広まってきたので、現在のように理解が進んできたのですよね。フレディのおかげで、幸せな同性カップルが誕生するようになったと言ってもよいのではないでしょうか。

ヨーロッパのキリスト教社会では、同性愛は犯罪とされていて、なんと処刑の対象になっていました。
イギリスでも処刑の歴史があり、最後の処刑が行われたのは1836年のことでした。
1863年には同性愛者の死刑は禁止され、「反自然的な行為」は10年以上の懲役または終身刑となります。
イギリスで同性愛が犯罪ではなくなったのは、なんと1967年になってからでした! (イングランドとウェールズ)
フレディがロンドンに来たのは1964年ですから、当時はまだ犯罪とされていた時代だったのですね!

その後、2005年になると、同性でもほとんど結婚と同じ権利を持つことができる「シビル・パートナーシップ」が導入されます。
そしてついに、2013年に同性間の結婚を認める法案が成立、翌2014年に施行されました。
これをフレディが知ったら、どんなに喜んだことでしょう!
2018年にはエリザベス女王の親戚、マウントバッテン卿が同性と結婚しました。

世の中からあらゆる差別がなくなるように願っています。

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プロフィール

楽園のペリ

Author:楽園のペリ
1975年、初来日の武道館でクイーンを体験、フレディのファンになる。長らくクイーンのことは忘れていたが、映画を見て思い出し、フレディについて研究するうち、ついにロンドンのガーデンロッジや、モントルーのクイーンスタジオまで行ってきました!

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