東京は桜が開花しましたが、新型コロナは音楽界に甚大な影響を及ぼしています。
3月中は殆どのコンサートは中止または延期となり、公共ホールは閉鎖状態で、舞台関係の仕事(音響、照明、舞台設営など)は途絶えてしまいました。
演奏家、ミュージシャンにとっても、コンサートが消滅し、ツアーもままならない状態で、困惑が広がっています。
音楽事務所もチケットの払い戻しや、契約の違約金支払いなどで苦境に立たされています。
このような事態が早く終息に向かうよう、心から願ってやみません。
思えば1月26日のQALは、辛うじて開催可能だったわけですね。
あれ以来、旅行や外食に行けず、コンサートや美術館にも行けず、その分浮いた時間で、家の内外の掃除をしたり、庭のバラに肥料をやったり、猫と遊んだり、免疫を落とさないために食事をしっかり作って食べたり、という生活で、なんだかとてもヘルシーになっています。もしかして、これは理想的な生活なのかも?
私たちが普段いかに恵まれた生活を送っているかという、生活の見直しにもなりますね。
コンサートに行かれないので、クイーンのDVDを見たりしています。
74年のレインボーと、75年のハマースミスは持っていたので、
次に81年のモントリオールと、82年のオンファィアー、85年のウェンブリーを見ました。
そして次第にレアな世界へ入って行き、76年のハイドパークに手を出しました。

これは元の録画が古いので、画像は荒く、音声も歪む時があります。
でもフレディの姿ははっきりと捉えられており、問題はありません。
クイーンが10万人以上のオーディエンスの前で演奏したのは、おそらくこれが初めてだったのでしょう。
ブライアンも、あの時は緊張したと言っています。
初めの方でコーラスが合っていなかったりすることもありますが、それも愛嬌です。
フレディ30才ですから、他のメンバーは皆20台!
とくにフレディの白いレオタードと化粧の妖艶な姿が見られます。
この白いレオタードは、フレディの衣裳の中で最も危険と言われたもので、(脱げそうになるので)一見の価値があります。

この姿で「You Take My Breath Away」を歌うのですが、この時が初ライブとなり、ソロなので緊張していますが、その深い表現力は圧巻です。これはポピュラー音楽史上に残る名演だと思います。
そのような表現を可能にしたのは、フレディの実体験から来ているためなのですが、この時フレディは既にデビッド・ミンスと別離しており、その悲恋を歌ったものなのですね。
かわいそうにねえ。(すでに親心のような心境)
「Love of My Life」と「You Take My Breath Away」は、デビッド・ミンスに捧げた作品だと言われています。
フレディは、その人生で数多くのラバーズを持ちましたが、最も愛していたのは誰か?
私は、このデビッド・ミンスではないかと思うのです。
デビッド・ミンスはエレクトラレコードの経営陣の一人で、メアリーと一緒に暮らしていた75年から付き合い始め、一時は同棲もしていました。
デビット・ミンスと、なかよしの頃

「 Love of My Life」の歌詞に、次のようなところがあります。
When I grow older
(いつか年をとったら)
I will be there at your side to remind you
(君のそばにゆくから思い出しておくれ)
How I still love you I still love you
(いつまでもどんなに君を愛しているか)
年をとったら、また側にいるとは、なんという執念だろうと思いますが、実際にはフレディは年をとることはなかったことを思うと、悲しみを誘います。
「You Take My Breath Away」はもっとすごい。
だからいかないで
ひとりぼっちにして行かないで
時々たまらなく孤独を感じる
どこに行っても見つけるよ
君の後ろを片時も離れない
この世界の果てでも
不眠不休で君を探すよ (キリオさん訳)
彼がどこに行っても探し出し、彼の後ろに背後霊にようにくっついて、眠らないで休まずに地の果てまで探すとは、ものすごい執念ですね!
ends of the earth は「地の果て」でしょうけれど、「地球が終わるまで」だったらすごいですね。
ここまで言わせるデビッド・ミンスも大したものですが、やはり初めての同性愛の相手だったからでしょうか。
そして「Love of My Life」は、最後のライブまで歌っていたわけですから、その度に彼を思い出していたのではないでしょうか?
フレディには多くのラバーズがいましたが、本当はとても純情で一途だったのではないかという話です。
次に77年のヒューストンのライブを見ました。

これは音声は良いのですが、画像が鮮明ではありません。
なぜかステージが暗いのです。
クイーン専用の照明機材ではなく、現場の照明を使っているので、ライトの数が少なく、スポットも客席側からは当たらないので、撮影状態が良くありません。
ステージにおいて、いかに照明が大切かということの逆説的証明になっています。照明の証明ね。
とくにフレディがピアノの前に座っている時は、暗くて顔がぼやけて亡霊のようになっています。
全体的に、はっきり見えずにフラストレーションがたまってしまうので、あまりお勧めできませんが、「幽霊でもいいからフレディに会いたい!」という人には、お勧めいたします。
このDVDを買ったのは、白黒ダイヤ柄のフレディが見たかったからなので、ダイヤ柄が見たい人にはおすすめです。
ダイヤ柄の時代には日本公演はなかったことですし、ダイヤ柄の動くフレディを見ると感動です!
道化師を演じるフレディが全開ですから!

3月中は殆どのコンサートは中止または延期となり、公共ホールは閉鎖状態で、舞台関係の仕事(音響、照明、舞台設営など)は途絶えてしまいました。
演奏家、ミュージシャンにとっても、コンサートが消滅し、ツアーもままならない状態で、困惑が広がっています。
音楽事務所もチケットの払い戻しや、契約の違約金支払いなどで苦境に立たされています。
このような事態が早く終息に向かうよう、心から願ってやみません。
思えば1月26日のQALは、辛うじて開催可能だったわけですね。
あれ以来、旅行や外食に行けず、コンサートや美術館にも行けず、その分浮いた時間で、家の内外の掃除をしたり、庭のバラに肥料をやったり、猫と遊んだり、免疫を落とさないために食事をしっかり作って食べたり、という生活で、なんだかとてもヘルシーになっています。もしかして、これは理想的な生活なのかも?
私たちが普段いかに恵まれた生活を送っているかという、生活の見直しにもなりますね。
コンサートに行かれないので、クイーンのDVDを見たりしています。
74年のレインボーと、75年のハマースミスは持っていたので、
次に81年のモントリオールと、82年のオンファィアー、85年のウェンブリーを見ました。
そして次第にレアな世界へ入って行き、76年のハイドパークに手を出しました。

これは元の録画が古いので、画像は荒く、音声も歪む時があります。
でもフレディの姿ははっきりと捉えられており、問題はありません。
クイーンが10万人以上のオーディエンスの前で演奏したのは、おそらくこれが初めてだったのでしょう。
ブライアンも、あの時は緊張したと言っています。
初めの方でコーラスが合っていなかったりすることもありますが、それも愛嬌です。
フレディ30才ですから、他のメンバーは皆20台!
とくにフレディの白いレオタードと化粧の妖艶な姿が見られます。
この白いレオタードは、フレディの衣裳の中で最も危険と言われたもので、(脱げそうになるので)一見の価値があります。

この姿で「You Take My Breath Away」を歌うのですが、この時が初ライブとなり、ソロなので緊張していますが、その深い表現力は圧巻です。これはポピュラー音楽史上に残る名演だと思います。
そのような表現を可能にしたのは、フレディの実体験から来ているためなのですが、この時フレディは既にデビッド・ミンスと別離しており、その悲恋を歌ったものなのですね。
かわいそうにねえ。(すでに親心のような心境)
「Love of My Life」と「You Take My Breath Away」は、デビッド・ミンスに捧げた作品だと言われています。
フレディは、その人生で数多くのラバーズを持ちましたが、最も愛していたのは誰か?
私は、このデビッド・ミンスではないかと思うのです。
デビッド・ミンスはエレクトラレコードの経営陣の一人で、メアリーと一緒に暮らしていた75年から付き合い始め、一時は同棲もしていました。
デビット・ミンスと、なかよしの頃

「 Love of My Life」の歌詞に、次のようなところがあります。
When I grow older
(いつか年をとったら)
I will be there at your side to remind you
(君のそばにゆくから思い出しておくれ)
How I still love you I still love you
(いつまでもどんなに君を愛しているか)
年をとったら、また側にいるとは、なんという執念だろうと思いますが、実際にはフレディは年をとることはなかったことを思うと、悲しみを誘います。
「You Take My Breath Away」はもっとすごい。
だからいかないで
ひとりぼっちにして行かないで
時々たまらなく孤独を感じる
どこに行っても見つけるよ
君の後ろを片時も離れない
この世界の果てでも
不眠不休で君を探すよ (キリオさん訳)
彼がどこに行っても探し出し、彼の後ろに背後霊にようにくっついて、眠らないで休まずに地の果てまで探すとは、ものすごい執念ですね!
ends of the earth は「地の果て」でしょうけれど、「地球が終わるまで」だったらすごいですね。
ここまで言わせるデビッド・ミンスも大したものですが、やはり初めての同性愛の相手だったからでしょうか。
そして「Love of My Life」は、最後のライブまで歌っていたわけですから、その度に彼を思い出していたのではないでしょうか?
フレディには多くのラバーズがいましたが、本当はとても純情で一途だったのではないかという話です。
次に77年のヒューストンのライブを見ました。

これは音声は良いのですが、画像が鮮明ではありません。
なぜかステージが暗いのです。
クイーン専用の照明機材ではなく、現場の照明を使っているので、ライトの数が少なく、スポットも客席側からは当たらないので、撮影状態が良くありません。
ステージにおいて、いかに照明が大切かということの逆説的証明になっています。照明の証明ね。
とくにフレディがピアノの前に座っている時は、暗くて顔がぼやけて亡霊のようになっています。
全体的に、はっきり見えずにフラストレーションがたまってしまうので、あまりお勧めできませんが、「幽霊でもいいからフレディに会いたい!」という人には、お勧めいたします。
このDVDを買ったのは、白黒ダイヤ柄のフレディが見たかったからなので、ダイヤ柄が見たい人にはおすすめです。
ダイヤ柄の時代には日本公演はなかったことですし、ダイヤ柄の動くフレディを見ると感動です!
道化師を演じるフレディが全開ですから!

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