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西洋占星術でフレディを解読

イギリスでは、西洋占星術は日本よりも盛んです。
占星術の本場といっても良いでしょう。
「英国占星術協会」があり、ロンドンには占星術の専門店もあります。

フレディは占星術について、インタビューでは「信じていない」と言っていました。
(インタビューの字幕では「天文学」となっていましたが、正しくは Astrology 占星術もしくは占星学です。)

ところが実際には、自分の太陽星座「おとめ座」のルーラー(支配星)である水星を、自分の終生の名前にしたのですから、信じていないわけはないでしょう。
水星=マーキュリーです。

フレディは当初、名前をマーキュリーにする前は、プルートー(冥王星)にしようかと思っていたそうです。
プルートーはマーキュリーよりも絶大なパワーを持っています。
占星術に対する知識がなかったとは思えません。
もしプルートーにしていたら、フレディはもっと過激で、もっと破滅的な人生を歩んだことでしょう。

ちなみに、冥王星は現在、惑星から格下げされていますが、ブライアンは天文学者として、冥王星は惑星の方が相応しいと述べています。私も同意します。ブライアン、ありがとう!

ピーター・ヒンスの本によると、フレディはツアー中に、新聞に載っている星占いを見て、自分の星座の欄を読み上げたり、他の人の星座の欄も読んであげたりしていたそうです。
これは占星術ではなくて、星占いですから、あまり詳しい知識はなかったと思われます。

フレディの占星術チャートをもとに、主なところを解析します。
フレディの生まれ時間がわからないので、細かいことはわかりません。
(ネットに何種類かの生まれ時間が出ていますが、いずれもあまり信頼できないので、時間不明とします)

フレディの占星術解読
水のエレメントが無い
 宇宙は「火地風水」という4つのエレメント(元素)から成り立っています。
誰でもこの4つの組み合わせを持っているのですが、中にはどれかのエレメントが欠けている人がいます。
フレディは「水」が欠乏しています。
水は、人間の感覚、感情、共感などを表すので、水がない人は、他人の感情に共感することが苦手です。
自分の感情がないわけではなく、自分の感情は豊富なのですが、他人の感情に同化することはありません。
これは家族や親しい人から見ると、冷たい人と思われるかもしれません。

本人は、無意識に水の欠乏を感じます。
すると足りないものを補充しようとして、とても水が豊富な人のような行動をとることがあります。
自分が持っていないものを他人が持っていることを感じると、それが危機意識となり、生存本能に直結します。
ときに強い劣等感となり、それを克服するために必死に頑張ることになります。
それでやりすぎ感が目立つこともありますが、どこかピントがずれていると思われたりします。

人は誰でも、自分にないものを求めます。
フレディはいつも強く愛を求め、愛の歌を歌いました。
すごく水が豊富な人のように見えて、じつは自分に足りないものを求めていたのですね。

愛情や共感への強い必要性を覚えるので、多くの人と感情的なつながりを求め、
大きな理想や博愛精神を要する仕事を望みます。
これがスタジアムロックになったのですね。

太陽ノーアスペクト
フレディの太陽にはアスペクト(他の天体との角度)がありません。
孤立した太陽です。
太陽は自分の自我、人生を表しますが、他の天体との関係を持っていないと、自分の表現方法がわかりません。
フレディは金星が強く、品位の高い(ディグニティ)金星が、火星・木星とコンジャンクションしているため、金星を使って仕事をし、自己表現を行なっていました。
金星は音楽、美術、金銭、快楽などを表しています。
しかし太陽には出口がないので、金星との間に隔たりがあり、本当の自分と、金星の自分との間にズレを感じています。

また、太陽を押し出していく対象をもたないような形なので、方向性が自分に向かい、自分自身をテーマにする人もいます。
つまり、自分を必要以上に押し出して、目立とうとするのです。その場合は周囲から浮いた自己主張の表現になります。

太陽にアスペクトがないと、人の常識的な考えがわからず、人の感情もよく理解できなくなります。
自信が持てない人もいます。
流れに乗ることによって人生が開けますが、付き合う相手によって、自分も変わります。
相手の望んでいることを言ってあげたりして、対等な人間関係が築けなくなりがちです。
人から利用されたり、軽く扱われたりすることも。
周りの人に振り回されるので、目的が変わりやすい。

太陽ノーアスペクトは、孤高の生き方に憧れます。
またその反面、過剰なほどに自己を押し出すことがあります。
太陽は主体性を表すので、過剰になると暴走します。
0か100かの生き方になります。
他人と状況に影響されやすいので、思わぬ展開から大ブレイクすることがあります。
周りから担ぎ出されます。
どこからでも人生を再生できます。
恥ずかしいぐらい自己主張が派手になる人もいます。

また太陽ノーアスペクトは、父親との関係が薄いことも表し、
自分の男性性をうまく発揮できないので、ゲイになりやすいとも言われます。

太陽のサビアンシンボル
太陽おとめ座13度 「政治運動を制圧する強い手

この度数は、カリスマ的な指導力や、支配力、リーダーの素質があります。
強い意志で努力する人、精神的に強い人です。
人を惹きつける話し方で、人から信頼され、頼りにされます。
管理能力に優れ、しっかりしています。

カオス(混沌)をコスモス(秩序)に変える力を持っています。
ざわざわした集団や、反抗的な人々に対して、強くけん制し、落ち着かせることができます。
人々に影響を与えるような、類まれな指導力を持っています。

これって、フレディがスタジアムで「エ〜オ」している時の姿、そのままですよね。
なんと占星術の通りになっていたとは。

★次に人生の流れを見ます。
1964年 
出生の太陽と、経過の冥王星の合。 65年に出生の太陽と、経過の天王星の合。
強制的な変化、破壊的なことが起こります。
この時、ザンジバルで革命が起こり、フレディ一家は難民となり、ロンドンへ移住します。

1975年 
出生の海王星に、進行の太陽と、経過の冥王星が合。
クイーン2や、シアーハートアタック、オペラ座の夜の頃です。
フレディは神話や宗教の世界、神秘的なことや芸術などにのめりこんでいます。
この時期に出会う人を美化し、神格化します。

1976年 
出生の太陽と、進行の冥王星の合。進行の太陽と、経過の冥王星の合。
決定的な変化が起こります。驚異的な成功をもたらします。
華麗なるレースの頃で、突然タイツ姿になります。
7年 世界に捧ぐ、78年 ジャズの頃にレザースタイルとなる。

1979年 
出生の火星と、経過の冥王星の合。
生命力と性欲が最大となる。大胆な行動に出る。仕事に熱中する。
レザースタイルで火星を目指すロケットになり、空が赤く燃えていた頃。
ドントストップミーナウのことね。
ただし冥王星は未知のウィルスも含み、この頃HIVに感染したと思われる。
80年、ザ・ゲームでついにヒゲスタイルになる。

1983年 
出生の金星と経過の冥王星の合
恋人を深く愛する。83年というと、ウィニー・キルヒベルガーのことか。
82年 ホットスペース、84年 ワークスで、恋愛街道をひた走っていた頃。
またこの頃は、出生の太陽と、進行の土星の合や、出生の金星と、経過の土星の合もあり、
失恋したり、孤独を感じていた。
85年に「Mr.バッドガイ」
85年〜88年には最もマッチョとなる。
85年からガーデンロッジに住み始める。

1987年頃 
出生の月と、経過の天王星の合。
(出生時間不明なので、月の度数を特定できない)
生活や健康に大きな変化がある。この時エイズ発症。
89年 ザ・ミラクル。

1991年  
「イニュエンドウ」
11月24日 出生の太陽と経過の木星の合。出生の金星・木星と、進行の太陽の合。
これは大変幸運な星の組み合わせで、愛情やお金に恵まれます。
結婚適齢期の人は結婚します。または不動産などを手に入れます。
フレディはとても幸せな満ち足りた気持ちの中で、この世を去りました。
それまでの闘病では苦痛なこともあったけれど、死によって肉体から開放されました。
フレディにとっては、死は喜ばしい祝福でした!
星を読むことによって、それがわかって良かったです!
おめでとうフレディ! 

〔まとめ〕
こうしてみると、フレディは星の影響を強く受けていて、星の通りに生きた、じつに素直な人だったことがわかります。
普通の人は、家族や仕事の人間関係のしがらみがあり、あまり自由には生きられないものですが、フレディは徹底したリベラリストで個人の自由に生きることができたので、星の影響もまた鮮明に現れることになったのです。
とくに1964年〜65年の、ザンジバル革命による移住や、
1975年〜76年の、クイーンの驚異的な成功、
1979年の、過剰な行動力による病気感染、
1987年の病気発症、
1991年の幸せな大往生が、あまりに鮮明に現れているので驚きました。
フレディは最大限に星を使役し、星を生ききったのだと思います。

フレディ27歳
27才のフレディ。この頃が一番好き。未来への希望に溢れているから。


       
       




       
       
       


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プロフィール

楽園のペリ

Author:楽園のペリ
1975年、初来日の武道館でクイーンを体験、フレディのファンになる。長らくクイーンのことは忘れていたが、映画を見て思い出し、フレディについて研究するうち、ついにロンドンのガーデンロッジや、モントルーのクイーンスタジオまで行ってきました!

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